ロイズ・オブ・ロンドン（Lloyd’s of London） 1

ロイズ・オブ・ロンドン（Lloyd’s of London）の建物は　時代の変化に対応できるようにリチャード・ロジャース卿によって設計されました。

2007/09/18

「ロイズ・オブ・ロンドン」とは　世界最大の保険組合で　歴史をさかのぼると　1688年ごろ、エドワード・ロイドがロンドンのタワー・ストリートに開店した喫茶店・ロイズ・コーヒー・ハウスに　貿易商や船員などがたむろするようになったのが　始まりと言います。

その後　ロイドが顧客のために最新の海事ニュースを発行するサービスを始めた事がきっかけとなって　保険組合が発展していったということです。

「マリリン・モンロー」の100万ドルの足の保険も　ロイズでかけられていたということで　ロイズでかけられない保険はないと言われています。　

このロイズは　世界一の保険組合であることから、まず来世紀まで保つ建物を考慮に入れ、次に、時代の変化のニーズに対応できるよう　またビルが手狭になったときには　建物のブロックを継ぎ足すことができるなど　フレキシブルに対応できるような建物を念頭に置き設計したということで　配管などの建築設備を外部に露出させた外観は　ハイテク・ビルディングの代表でもあり　ロンドンの古い格調ある建物の中にあっても　不思議と違和感がなく　反対によく調合さえしている感じがします。