NHS(National Health Service)の問題点2
『ゆりかごから墓場まで』と言われるほどの福祉行政で有名な英国の医療制度には NHSと(National Health Service)呼ばれる公的医療サービス機関があります。
基本的に医療費はかかりません。しかも海外からの旅行者も応急処置はしてもらえます。
2007/12/09
しかし国営医療サービスですので 国の予算(税)でまかなわれており、そのため 予算不足、人手不足などの深刻な問題も山積みです。
そのため 癌などの病気の早期発見も困難で 手遅れになったりするケースも かなり多く 大きな問題となっています。
我が家のケースも例外ではありませんでした。
先日 息子が 学校の水泳大会で 中耳炎を起こし 耳から黄色の膿が出てきたので 診療所に連絡すると 主治医は予約がいっぱいなので ほかのGP(家庭医)から 電話連絡をさせるということで 家で待機していたところ その日のうちに診療してくれると返事をもらいました。
そこで 早速 子供を連れて診療に行きました。しかし 簡単に問診を行った後 「抗生物質を5日間処方するので 1ヵ月後に予約を入れて検診に来てください」といわれ 1ヵ月後に予約を入れ 診療に連れて行くと 「まだ鼓膜が破れた後 完全にふさがってないようなので また1ヵ月後に予約を入れてください」との事。
その間 息子は 「まだ耳がよく聴こえない」と訴え しばらくするとまた黄色い膿が出だしたのです。
そこで診療所に連絡を入れると また5日間の抗生物質の処方箋を出してもらい 「これで問題があれば 専門医に紹介しましょう」と言われましたが 結局 夏休みに入り 日本に帰国したので 日本の耳鼻科へ連れて行くと 医師に「これはひどい」と言われ 適切な処理をしていただき 耳から出ていた膿を採取して 検査してもらい 聴力テストもしてもらって ようやく一安心です。
どうやら 検査の結果、抗生物質では効かない菌を持っていたようで、 このまま放置されていたら どうなったかを考えると 恐ろしくなります。
全く無料でいい加減な治療をしてもらうよりは 何割かの負担で 自分が選択できる医療を受けれるほうがずっとよいと実感しました。
NHS(National Health Service)の問題点
2
『ゆりかごから墓場まで』と言われるほどの福祉行政で有名な英国の医療制度には NHSと(National Health Service)呼ばれる公的医療サービス機関があります。
基本的に医療費はかかりません。しかも海外からの旅行者も応急処置はしてもらえます。
2007/12/09
しかし国営医療サービスですので 国の予算(税)でまかなわれており、そのため 予算不足、人手不足などの深刻な問題も山積みです。
そのため 癌などの病気の早期発見も困難で 手遅れになったりするケースも かなり多く 大きな問題となっています。
我が家のケースも例外ではありませんでした。
先日 息子が 学校の水泳大会で 中耳炎を起こし 耳から黄色の膿が出てきたので 診療所に連絡すると 主治医は予約がいっぱいなので ほかのGP(家庭医)から 電話連絡をさせるということで 家で待機していたところ その日のうちに診療してくれると返事をもらいました。
そこで 早速 子供を連れて診療に行きました。しかし 簡単に問診を行った後 「抗生物質を5日間処方するので 1ヵ月後に予約を入れて検診に来てください」といわれ 1ヵ月後に予約を入れ 診療に連れて行くと 「まだ鼓膜が破れた後 完全にふさがってないようなので また1ヵ月後に予約を入れてください」との事。
その間 息子は 「まだ耳がよく聴こえない」と訴え しばらくするとまた黄色い膿が出だしたのです。
そこで診療所に連絡を入れると また5日間の抗生物質の処方箋を出してもらい 「これで問題があれば 専門医に紹介しましょう」と言われましたが 結局 夏休みに入り 日本に帰国したので 日本の耳鼻科へ連れて行くと 医師に「これはひどい」と言われ 適切な処理をしていただき 耳から出ていた膿を採取して 検査してもらい 聴力テストもしてもらって ようやく一安心です。
どうやら 検査の結果、抗生物質では効かない菌を持っていたようで、 このまま放置されていたら どうなったかを考えると 恐ろしくなります。
全く無料でいい加減な治療をしてもらうよりは 何割かの負担で 自分が選択できる医療を受けれるほうがずっとよいと実感しました。