High Tea(ハイ・ティー) と Low Tea(ロー・ティ)について
ティー タイムのうち、ハイ ティー(High Tea)という言葉には、上品でエレガントな響きがあり、お茶菓子やスコーン、あるいはサンドウィッチとともに楽しむ贅沢なお茶の時間というイメージを抱いてしまいます。
しかし、この”high”という言葉も、それに対する”low”という言葉も、”tea time”の前に付けられる場合には、単に時間帯を表すものでしかありません。
2007/03/15 投稿
ハイ ティーとは、「午後のお茶会」というよりも「夕食」に近いものです。この言葉はビクトリア期から使われ始めたようで、労働者が厳しい一日を終えた後の午後5時頃~7時頃にとった夕食が由来です。
その夕食を普通のダイニング・テーブル(High Table ハイ・テーブル)で食べたため、ハイ・ティーと呼ばれるようになりました。
現代でも夕食のことをティーと呼ぶことがあり、“ティーを食べる”(eating tea)という表現も使われます。
一方、ロー ティー(Low Tea)は我々が抱く英国式のアフタヌーン・ティーのことです。
友人を招待して居間の低いテーブル(いわゆるコーヒー・テーブル)で楽しんだため、ロー ティーと呼ばれるようになりました。
ロー ティーでは、デザートやスコーン、あるいはサンドウィッチなどの軽食を、上品な陶器で紅茶とともに楽しみます。
オペラ鑑賞など夜の社交を終えてからの晩御飯はどうしても時間が遅くなってしまうので、それまでの間の空腹を満たすためのものとして上流階級の人々に好まれました。
ですので、その時間帯は午後3時から5時頃までの場合が多いようです。
High Tea(ハイ・ティー) と Low Tea(ロー・ティ)について
ティー タイムのうち、ハイ ティー(High Tea)という言葉には、上品でエレガントな響きがあり、お茶菓子やスコーン、あるいはサンドウィッチとともに楽しむ贅沢なお茶の時間というイメージを抱いてしまいます。
しかし、この”high”という言葉も、それに対する”low”という言葉も、”tea time”の前に付けられる場合には、単に時間帯を表すものでしかありません。
2007/03/15 投稿
ハイ ティーとは、「午後のお茶会」というよりも「夕食」に近いものです。この言葉はビクトリア期から使われ始めたようで、労働者が厳しい一日を終えた後の午後5時頃~7時頃にとった夕食が由来です。
その夕食を普通のダイニング・テーブル(High Table ハイ・テーブル)で食べたため、ハイ・ティーと呼ばれるようになりました。
現代でも夕食のことをティーと呼ぶことがあり、“ティーを食べる”(eating tea)という表現も使われます。
一方、ロー ティー(Low Tea)は我々が抱く英国式のアフタヌーン・ティーのことです。
友人を招待して居間の低いテーブル(いわゆるコーヒー・テーブル)で楽しんだため、ロー ティーと呼ばれるようになりました。
ロー ティーでは、デザートやスコーン、あるいはサンドウィッチなどの軽食を、上品な陶器で紅茶とともに楽しみます。
オペラ鑑賞など夜の社交を終えてからの晩御飯はどうしても時間が遅くなってしまうので、それまでの間の空腹を満たすためのものとして上流階級の人々に好まれました。
ですので、その時間帯は午後3時から5時頃までの場合が多いようです。