英国の教育制度③私立学校


英国の教育制度③私立学校

英国(イギリス)の私立校の教育内容やシステムは基本的に公立学校と同じですが、年齢による学年区分や学年の呼び名が異なることが多いインディペンデント・スクールIndependent Schoolは 主に 寄宿設備のある学校(Boarding School/ボーディング・スクール)と 寄宿設備のない通学制学校(Day School/ディ・スクール)に分かれます。

2006年投稿記事

英国の教育制度 ③ 私立学校

英国(イギリス)の私立校

Preparatory School (初等教育)

基本的に私立の初等教育機関は「Preparatory School」プレパラトリー・スクールと呼ばれるが、内容は5歳から11歳までもしくは13歳まで (5歳から7歳まではPre-Prepプリ・プレップと呼ばれる) 一貫教育する私立学校や、13-18歳の学校、 低学年のみ、高学年のみ数年間といった学校もあり多種多様で カリキュラムも、ナショナル・カリキュラムを参考にしながら独自の方法で進めているところが多い。

Senior SchoolとSecondary/Upper School (中等教育)

公立学校のシステムでセカンダリー・スクールSecondary School進学に当たる11歳からの2年間は、私立学校 ではシニア・スクールSenior Schoolと呼ばれ 13歳からの学校システムは、公立学校同様Secondary/Upper School と呼ばれる。

14歳からはGCSE(General Certificate of Secondary)受験を念頭においたコースワークが始まり、大体は16歳で受験する(それ以前でも以後でも良い)。

通学制/Day School

通学制の学校ディ・スクール/Day Schoolは 大体は月曜日から金曜日までで 終業時間は3時半~4時くらいが多く その後はアフター・スクール・クラブ(バレエ、柔道など)がある。

初等教育

大体は3歳から11歳(Year6) まで

  • ナーサリー・スクールNursery School(3歳から4歳)
  • プリ・プレパラトリー・スクールPre-Preparatory School (5歳から7歳)
  • プレパラトリー・スクールPreparatory School(8歳から11歳)

中等教育

シニア・スクールSenior SchoolとセカンダリーSecondary/アッパー・スクールUpper School(12歳から16歳)

通学制のインディペンデント・プレップ・スクールへ行ったその後の選択肢は 

  • 公立のセカンダリー・スクールへ行く
  • 私立の通学制インディペンデント・スクールへ その学校独自の試験を受けて進む
  • 女子の場合: 11+(11歳以上)のコモン・エントランスCommon Entrance Examと呼ばれる私立学校の共通入学試験を受けて パブリック・スクールPublic Schoolへ行
    (男子の場合は Common Entrance Examは +13(13歳以上)く

寄宿(Boading)設備のある学校

寄宿Boarding 設備のある学校プレパラトリー・スクールPreparatory Schoolは 大体は月曜日から土曜日まで授業があり 終業時間は5時半から6時までと遅いところが多い。(3時半ごろGAS・ガス―Grab A Sandwichと呼ばれる軽食をとる時間があったり プレップPrepと呼ばれる宿題をする時間も含まれる)。
水曜日や土曜日の午後は 他のプレップ・スクールとスポーツ試合(男子の場合 春はクリケット、秋はフットボール(サッカ―)、冬はラグビー)がある。

初等教育

  • ナーサリー・スクール Nursery School(3歳から4歳)
  • プリ・プレパラトリー・スクール Pre-Preparatory School (5歳から7歳)
  • プレパトリー・スクール Preparatory School Junior(8歳から11歳

中等教育

  • シニア・スクールSenior School(12歳から13歳)
  • アッパー・スクールUpper School(14歳から16歳)
  • 6th フォーム6th Form(17歳から18歳)

寄宿生活は 通常は同年齢の子供たちと同じ部屋で生活し、放課後は「ハウスマスターやハウスマザーと呼ばれる寮の親がわりの職員の世話を受ける。
週末は アイススケート、ショッピング、ボーリングなど色々なアクティビティを学校が用意している。

寄宿Boarding 設備のある学校プレパラトリー・スクールPreparatory School(13歳までの場合)へ行った後の選択肢は 

  • 公立のセカンダリー・スクールへ行く(+13)
  • 私立の通学制インディペンデント・スクールへ その学校独自の試験を受けて進む 
  • コモン・エントランス試験Common Entrance Examと呼ばれる私立学校の共通入学試験を受けて 寄宿制のインディペンデント・スクールかパブリック・スクールへ進む

中等教育

  • アッパー・スクールUpper School(14歳から16歳)
  • 6th フォーム6th Form(17歳から18歳)

英国の教育制度③私立学校

英国の教育制度 ③ 私立学校

(2006年投稿記事)
英国(イギリス)の私立校の教育内容やシステムは基本的に公立学校と同じですが、年齢による学年区分や学年の呼び名が異なることが多いインディペンデント・スクールIndependent Schoolは 主に 寄宿設備のある学校(Boarding School/ボーディング・スクール)と 寄宿設備のない通学制学校(Day School/ディ・スクール)に分かれます。


英国(イギリス)の私立校

Preparatory School (初等教育)

基本的に私立の初等教育機関は「Preparatory School」プレパラトリー・スクールと呼ばれるが、内容は5歳から11歳までもしくは13歳まで (5歳から7歳まではPre-Prepプリ・プレップと呼ばれる) 一貫教育する私立学校や、13-18歳の学校、 低学年のみ、高学年のみ数年間といった学校もあり多種多様で カリキュラムも、ナショナル・カリキュラムを参考にしながら独自の方法で進めているところが多い。

Senior SchoolとSecondary/Upper School (中等教育)

公立学校のシステムでセカンダリー・スクールSecondary School進学に当たる11歳からの2年間は、私立学校 ではシニア・スクールSenior Schoolと呼ばれ 13歳からの学校システムは、公立学校同様Secondary/Upper School と呼ばれる。

14歳からはGCSE(General Certificate of Secondary)受験を念頭においたコースワークが始まり、大体は16歳で受験する(それ以前でも以後でも良い)。

通学制/Day School

通学制の学校ディ・スクール/Day Schoolは 大体は月曜日から金曜日までで 終業時間は3時半~4時くらいが多く その後はアフター・スクール・クラブ(バレエ、柔道など)がある。

初等教育

大体は3歳から11歳(Year6) まで

  • ナーサリー・スクールNursery School(3歳から4歳)
  • プリ・プレパラトリー・スクールPre-Preparatory School (5歳から7歳)
  • プレパラトリー・スクールPreparatory School(8歳から11歳)

中等教育

シニア・スクールSenior SchoolとセカンダリーSecondary/アッパー・スクールUpper School(12歳から16歳)

通学制のインディペンデント・プレップ・スクールへ行ったその後の選択肢は 

  • 公立のセカンダリー・スクールへ行く
  • 私立の通学制インディペンデント・スクールへ その学校独自の試験を受けて進む
  • 女子の場合: 11+(11歳以上)のコモン・エントランスCommon Entrance Examと呼ばれる私立学校の共通入学試験を受けて パブリック・スクールPublic Schoolへ行
    (男子の場合は Common Entrance Examは +13(13歳以上)く

寄宿(Boading)設備のある学校

寄宿Boarding 設備のある学校プレパラトリー・スクールPreparatory Schoolは 大体は月曜日から土曜日まで授業があり 終業時間は5時半から6時までと遅いところが多い。(3時半ごろGAS・ガス―Grab A Sandwichと呼ばれる軽食をとる時間があったり プレップPrepと呼ばれる宿題をする時間も含まれる)。
水曜日や土曜日の午後は 他のプレップ・スクールとスポーツ試合(男子の場合 春はクリケット、秋はフットボール(サッカ―)、冬はラグビー)がある。

初等教育

  • ナーサリー・スクール Nursery School(3歳から4歳)
  • プリ・プレパラトリー・スクール Pre-Preparatory School (5歳から7歳)
  • プレパトリー・スクール Preparatory School Junior(8歳から11歳

中等教育

  • シニア・スクールSenior School(12歳から13歳)
  • アッパー・スクールUpper School(14歳から16歳)
  • 6th フォーム6th Form(17歳から18歳)

寄宿生活は 通常は同年齢の子供たちと同じ部屋で生活し、放課後は「ハウスマスターやハウスマザーと呼ばれる寮の親がわりの職員の世話を受ける。
週末は アイススケート、ショッピング、ボーリングなど色々なアクティビティを学校が用意している。

寄宿Boarding 設備のある学校プレパラトリー・スクールPreparatory School(13歳までの場合)へ行った後の選択肢は 

  • 公立のセカンダリー・スクールへ行く(+13)
  • 私立の通学制インディペンデント・スクールへ その学校独自の試験を受けて進む 
  • コモン・エントランス試験Common Entrance Examと呼ばれる私立学校の共通入学試験を受けて 寄宿制のインディペンデント・スクールかパブリック・スクールへ進む

中等教育

  • アッパー・スクールUpper School(14歳から16歳)
  • 6th フォーム6th Form(17歳から18歳)