バンデン・プラス プリンセス(ADO16)


バンデン・プラス プリンセス(ADO16)

この車をMINIの仲間に入れて良いのか少し迷います。

ただ、この車が開発された経緯を考えると、MINIのバリエーションと考えても差し支えないような気がします。

バンデン・プラス プリンセス(ADO16)

というのも、「ミニ誕生にまつわる歴史の話」を思い出してください。
MINIが誕生したきっかけはスエズ動乱で、この事件をきっかけとしてBMCはそれまでの排気量の大型化路線を諦め、小型車路線へと舵を切りました。その結果として生み出されたのがMINIで、その開発プロジェクトの名前はADO15でした。
それに対して、その次のプロジェクトであるADO16によって誕生したのが、このバンデン・プラス プリンセス1100だったのです。コンセプトはMINIと全く同じで、それまでの3Lや4Lへといった排気量大型化から一転、小型化を目指したものでした。
MINI Mk1時代にライレーからエルフが、ウーズレーからホーネットがそれぞれ高級車種としてリリースされたのと同様に、最上級車種がバンデン・プラスからリリースされていたと考えてしかるべきでしょう。
(ただ、やはり開発プロジェクト名がADO15とADO16で異なりますし、ADO16プロジェクトからは他の車種も生まれていますので、バンデン・プラス プリンセスをMINIのバリエーションとするのは無理があるかもしれませんが。)

生産開始は1962年で、排気量は1100ccでした(バンデン・プラス プリンセスMk-1 1100)。
その後、マイナーチェンジのほか排気量が1300ccで統一され(Mk-2)、最終的にMk-3は1974年まで生産されました。


バンデンプラス・プリンセス1100の発表が行われたのは1963年、アールズ・コートで開かれたモータショーにおいてでした。ロールスロイスの内・外装を手掛けていたバンデン プラス社が上流階級のセカンド・カーとして製作した車です。運転手付きが前提で設計されており、レザーシート、ウッドパネル、ピクニック・テーブル、ハイドロサスペンション等が装備されていて、小型乗用車にもかかわらず豪華な仕様になっています。 

ここから下は、最終的なモデルの1300ccの資料です。

Vanden Plas Princess 1300[1967-1972]

Larger-engined version of BMC 1100.
Currently enjoys
cult status in Japan as a ‘micro limousine’ where taxes
on excesses such as weight & engine size are harsh.

バンデン・プラス プリンセス(ADO16)

この車をMINIの仲間に入れて良いのか少し迷います。

ただ、この車が開発された経緯を考えると、MINIのバリエーションと考えても差し支えないような気がします。

バンデン・プラス プリンセス(ADO16)

というのも、「ミニ誕生にまつわる歴史の話」を思い出してください。
MINIが誕生したきっかけはスエズ動乱で、この事件をきっかけとしてBMCはそれまでの排気量の大型化路線を諦め、小型車路線へと舵を切りました。その結果として生み出されたのがMINIで、その開発プロジェクトの名前はADO15でした。
それに対して、その次のプロジェクトであるADO16によって誕生したのが、このバンデン・プラス プリンセス1100だったのです。
コンセプトはMINIと全く同じで、それまでの3Lや4Lへといった排気量大型化から一転、小型化を目指したものでした。
MINI Mk1時代にライレーからエルフが、ウーズレーからホーネットがそれぞれ高級車種としてリリースされたのと同様に、最上級車種がバンデン・プラスからリリースされていたと考えてしかるべきでしょう。
(ただ、やはり開発プロジェクト名がADO15とADO16で異なりますし、ADO16プロジェクトからは他の車種も生まれていますので、バンデン・プラス プリンセスをMINIのバリエーションとするのは無理があるかもしれませんが。)

生産開始は1962年で、排気量は1100ccでした(バンデン・プラス プリンセスMk-1 1100)。その後、マイナーチェンジのほか排気量が1300ccで統一され(Mk-2)、最終的にMk-3は1974年まで生産されました。

バンデン・プラス プリンセス(ADO16)


バンデンプラス・プリンセス1100の発表が行われたのは1963年、アールズ・コートで開かれたモータショーにおいてでした。
ロールスロイスの内・外装を手掛けていたバンデン プラス社が上流階級のセカンド・カーとして製作した車です。
運転手付きが前提で設計されており、レザーシート、ウッドパネル、ピクニック・テーブル、ハイドロサスペンション等が装備されていて、小型乗用車にもかかわらず豪華な仕様になっています。 
ここから下は、最終的なモデルの1300ccの資料です。

バンデン・プラス プリンセス(ADO16) Vanden Plas Princess 1300[1967-1972]

Larger-engined version of BMC 1100.
Currently enjoys
cult status in Japan as a ‘micro limousine’ where taxes
on excesses such as weight & engine size are harsh.

バンデン・プラス プリンセス(ADO16)
バンデン・プラス プリンセス(ADO16)
バンデン・プラス プリンセス(ADO16)
バンデン・プラス プリンセス(ADO16)