アンティーク/ レストアのご紹介 1.チェア(4)
この椅子は、ビクトリアン期のもので、木枠が黒色に塗られていました。ビクトリア女王が最愛のアルバート公を亡くした後、死ぬまで黒色の服を着て喪に服したことから、英国国民もそれに習って、家具も黒色に塗られたものを使ったということです
背もたれと座面をはずし、木枠の塗料をはがした状態です。
背もたれの部分と、座席部分は、革で張られていました。そのまま使用したかったのですが、かなり使い古されていたので、張り替えることにしました。
座席部分の裏側で、Caloco(カリコ)をはずした状態です。
Webbing(ウェビング)は、かなり緩んでいました。
これが、座席を解体したものです。座面1つでも、これだけのレイヤーとパーツで出来上がっているのです。
木枠は、すべてレストアしなおし、ラスティック(Rustic)な黒に仕上げました。
いかがですか?