ロンドン・タクシー“FX4”


ロンドン・タクシー“FX4”

歴史の長いブラック・キャブの中でも、やはりAustin FX4 が有名でしょうか? 

別名 Austin Taxi(オースチン・タクシー)とも呼ばれていたくらいです。

1958年に発表されて以来、色々な変更や社名変更がありましたが、基本的なかたちは1997年の大掛かりな変更まで39年にわたり保たれてきました。



そのFX4の一番の特徴といえば、車椅子ごと飲み込んでしまう大きな車体がお客さんの行き先を聞くと、すぐさま狭い通りを「くるっ」と回転して目的地に向かうことができることでしょう。 
ステアリングの切れる角度が大きく、ターニング・サークルが25ft (7.6m)ですから、こんなに図体の大きなタクシーが、どんなに狭い道でも簡単にUターンや小回りができるのです。
また、助手席というものはありません。
そこは予備の荷物置き場といいましょうか。
そこに荷物を置く場合は別料金が発生するので、無駄なスペースではないのです。

そして、ドライバー・シートの後ろはプラスティックの仕切りで仕切られています。
一般的に後部座席は5人掛けですが、7人掛けの車輌もあり、大部分の車輌は車椅子の乗り入れができます。

ロンドン・タクシー“FX4”

歴史の長いブラック・キャブの中でも、やはりAustin FX4 が有名でしょうか? 別名 Austin Taxi(オースチン・タクシー)とも呼ばれていたくらいです。

1958年に発表されて以来、色々な変更や社名変更がありましたが、基本的なかたちは1997年の大掛かりな変更まで39年にわたり保たれてきました。

そのFX4の一番の特徴といえば、車椅子ごと飲み込んでしまう大きな車体がお客さんの行き先を聞くと、すぐさま狭い通りを「くるっ」と回転して目的地に向かうことができることでしょう。 
ステアリングの切れる角度が大きく、ターニング・サークルが25ft (7.6m)ですから、こんなに図体の大きなタクシーが、どんなに狭い道でも簡単にUターンや小回りができるのです。




また、助手席というものはありません。そこは予備の荷物置き場といいましょうか。
そこに荷物を置く場合は別料金が発生するので、無駄なスペースではないのです。

そして、ドライバー・シートの後ろはプラスティックの仕切りで仕切られています。
一般的に後部座席は5人掛けですが、7人掛けの車輌もあり、大部分の車輌は車椅子の乗り入れができます。