J&G Meakinは、1850年にJames Meakinによって創業されました。
陶磁器のなかでも「Ironstone china」として分類される製品を
作っていたのが特徴です。この「ironstone china」というのは、
一応は陶器に分類されるらしいのですが、陶器と磁器の中間のような
性質があります。つまり、白磁ほど白くも硬くもないのですが、
陶器よりは遥かに薄くて丈夫です。（このため、名前も「ironstone」となりました。）
また、価格も白磁より遥かに安かったため、急速に普及していきました。
英国内は勿論のこと、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、米国にも
J&G Meakin製品は輸出されていました。
その後、1970年にJ&G Meakinはウェッジウッド・グループの傘下に入ります。
この頃の製品のバックスタンプには、「permanent colours」や「dishwasher proof」との記載があります。しかし、2000年にJ&G Meakinブランド製品の製造は終了。
その後も、同社工場では他社ブランドの製品を製造していましたが、2004年に製造拠点が
海外に移り、2005年に同社工場は解体されました。
しかし、今でもJ&G Meakinの製品はビンテージものとして、愛されています。
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